パッシングショットに魅せられて

キャロットの一口馬主やってます

2011年01月

1/30(日) ハイランドダンス 東京4R3歳未勝利芝2400m 7着/16
1/30(日) スクエアナンバー 東京4R3歳未勝利芝2400m 3着/16


近況コメントからスクエアナンバーがハナを切るんだろうと思っていたら、ハイランドダンスが大外からまさかのハナ奪取。
そしてスクエアナンバーが2番手をキープ、道中を超スローに落としたので、上がり勝負のレースになりました。
4コーナーを回って手応え良くスクエアナンバーが、ハイランドダンスに並びかけていったので、このまま2頭で逃げ切ってくれと、祈るような気持ちでした。
が、残り200mから次元の違う脚で、勝ち馬が一気に先頭に立つと、ハイランドダンスは後続に飲み込まれて7着。
スクエアナンバーは最後まで2着馬と争っていましたが、ゴール前でハナ差さされてしまい3着。
両馬ともこちらの想像以上の競馬をしてくれて、4コーナーでは一瞬夢を見ましたが、さすがにそこまで甘くはなかった、ですがとても有意義なレースだったと思います。


まずは馬券圏内にきたスクエアナンバー。
この中間から、調教をびっしりと積めるようになって、きっちりと体ができていました。
欲をいえば、あと10kgぐらい増えてほしかったですが、長距離を走るにはこのぐらいの馬体重の方がいいかもしれません。
ゆったりいけるこのくらいの距離が合っていそうで、次も是非同じような条件を使ってもらいたいですね。

1/30 和田道厩舎
30日の東京競馬では好スタートから好位置を追走。直線ではジワッと先頭に立ち粘りこみを図るも差されて3着。

(秋山騎手)
「初めて乗りましたが、スタートがよかったですし、道中もリズムよく走っていましたよ。いったんは先頭に立ったのですが勝ち馬の決め手にやられてしまいました。2着馬は内をうまくすくってのものですし、内容はこちらの方が上。最後までバテてないですし、長い距離は合っていると思います」

(和田道師)
「距離を延ばしてどんな競馬ができるか楽しみにしていたのですが、最後までしっかり走ってくれました。1、2コーナーで少し外を回らされて距離をロスしましたが、それがなければもっと際どい勝負ができたと思います。兄弟が長い距離で走っていますし、この馬も女子マラソンランナーのような体型をしてますから、距離が延びてこそなのでしょう。勝ちたかったのが本音ですが、距離適性を確認できたのはよかったです。この東京開催は長距離のレースがないので、優先出走権はなくなりますが、中山を目標に調整する予定です」

距離延長で今までよりもいい成績を修めることが出来ました。徐々ではありますが体質も強くなってきているのでしょう。このあとは中山開催が目標となりますが、間隔が少しありますので週中にいったん山元トレセンへ短期放牧に出る予定です。

過去最高の複勝をありがとうございました。


直線で一杯になってしまいましたが、何とか7着に粘ったハイランドダンス。
大外枠からの発走だったので、なかなか内に入れられず、2コーナーでやっとハナに立てたので、時間がかかった分、ちょっと脚を使ってしまいましたかね。
それでも超スローの流れにもっていけたように、折り合い面での心配が無いのは安心できます、まあ、単にズブイ馬かもしれませんが。
直線では早々と手が動いていたので、馬群に沈むシーンも覚悟していましたが、そこからがしぶとかったです。
多分この馬には、ちょっと長い距離だったと思うので、次は2000m以下にしてほしいですね。

1/30 菊川厩舎
30日の東京競馬では気合いをつけて先手を奪う。楽な手ごたえのまま直線に向き、追い出されるも後続の追い上げに遭い7着。

(クラストゥス騎手)
「ゲートを出てから気合いをつけましたが、無理なくスムーズに主導権を握ることができました。道中もいい感じで進められたし、あとは直線で追い出すだけだなと思っていました。案の定、直線に向いても手ごたえは十分で、『よしっ!』と思って追い出しましたが、一気に加速するのではなく、一つずつシフトを上げていくような感じで遅れを取ってしまいました。結果として、もうワンテンポ早く仕掛ければ良かったかもしれません。着順は残念ですが、今日のレースで競馬というものを理解できたのではないかと思います。道中は気分よく、楽しそうに走っていたことも今後を考えると好印象でした。次は仮に前へ行かなくても常識にかかった競馬ができると思いますよ」

(菊川師)
「前走までのことを踏まえて“テンにもたつくところがあるかもしれないから意識しながら運んでほしい”と伝えておきました。中団くらいで徐々にギアを上げていくような競馬を理想としていましたが、まわりとの兼ね合いもあって先頭に行く形になってしまいましたね。想定外の競馬ではありましたが、目標にされた分もあるでしょう。それでも交わされたからと言ってズルズル下がるわけではなく最後までしぶとく走れていましたし、レース内容が良化しているのは確かだと思います。ストレスを軽減してサッと競馬へ向かったのが大きいのですが、体を減らさないでレースへ向かえたのは好印象でしたね。わずかのところで優先出走権を逃したのは痛かったですが、東京開催は思うような条件がないのも事実。今日の競馬を含めてこれまでの走りを見ると少なくとも2000mは距離がほしいと思いますので、中山開催を目指すつもりです」

懸念された馬体重も輸送や環境の変化で減ることはなく、トレセン在厩時とほぼ変わらない状態でレースに臨むことができました。結果として7着に敗れましたが、レース振りは明らかな進境を見せており、今後につながる内容だったと言っていいでしょう。クラストゥス騎手の談話からもこれからが本馬の本番と思われるので、経験を積みつつ一歩一歩前進してくれればと思います。今後についてはトレセンに戻し、馬の状態を見た上で判断していきますが、馬体重の維持がいちばんのポイントとなる馬ですので、今のところいったん山元トレセンへリフレッシュ放牧に出し、出馬状況を見ながら2回または3回中山開催を目指して調整していく予定です。

それにしても調教が軽かったとはいえ、馬体重が440kgにまで増えていたのは好材料で、強い調教ができるようになれば、もっとやれると思います


お二方とも、お疲れ様でした

1/29(土) レッドジョーカー 東京5R3歳未勝利芝1600m 6 着/16


中1週にもかかわらず、+2kgだったのは誤算でしたね、数字通り腹回りには余裕があるように見えましたが、これくらいでも好勝負はしてくれるだろう、と思っていました

2000mから1600mに短縮したので、ついていけるか心配でしたが、スタートも出たし、楽に前に取り付いていけたのは収穫です

1枠だったので、そのままラチ沿いを進んで、直線も「岡部ロード」を通ってくるのかと思いましたが、4コーナー手前から少しづつ外に出し始めました

結果論になりますが、あのまま内を突いて行けば、少なくとも馬券圏内にはこれていたでしょう

まあ、これは今更いっても仕方ないですし、手応えが残っているなら、内で詰まる危険を冒すよりも、無難に外をまわした騎手の判断に文句をつけることはできません

ただ、4コーナーを回ってからの騎乗がマズかった

直線を向いた所で前にいた番の馬が、丁度ジョーカーの進路上に重なるラインをとり、なおかつ左右にフラつき始めました

このままでは追い出すことができないので、さらに外をまわすか、それとも内に切り返すか、どちらか選ぶ場面だったと思うのですが、ここで騎手はどっちも選ばず、そのまま番の後ろについてしまいました

その後も、番はフラフラしっぱなしで、ようやく外に出そうにも時すでに遅く、勝ち馬に進路をとられて押し込められ、内にも進路がなく、追い出すことができたのは残り200mを切ってから

最後はよく伸びていますが、さすがにあそこからでは6着が精一杯

5着との着差がわずかクビだっただけに、もっと巧く乗っていれば、最低でも掲示板に載ることはできていました

近頃、外国人ジョッキーに対する世間の風当たりは強いですが、日本のトップジョッキーの騎乗がこんなにヘボいなら、彼らに頼らざるをえない調教師・オーナーの心境はよく理解できます

ホント日本人のジョッキーは、瞬間的な判断力や実行力がないですね、未勝利なんかの下級条件ならともかく、重賞でこんな騎乗をされたら、目も当てられません

もし続戦するのであれば、次は是非クラストゥス騎手に乗ってもらいたいですね

お疲れ様でした



レッドデイヴィス

(ノーザンファームしがらき)
マシン運動60分、ダクとキャンター2000~2500m。
担当スタッフ
「今週から騎乗運動を始めました。乗った感じでは、大きなダメージを感じませんが、馬体の戻りがもう一息。悪い箇所があるわけではないので、乗りながら馬体の回復に努めます」

まだまだ時間はありますし、じっくりいきましょう

1/29(土) レッドジョーカー 東京5R3歳未勝利芝1600m 内田博
1/30(日) ハイランドダンス 東京4R3歳未勝利芝2400m クラストゥス
1/30(日) スクエアナンバー 東京4R3歳未勝利芝2400m 秋山


デビュー戦は一番人気におされながら5着に敗れたレッドジョーカー

血統的に距離が長いと思っていた2000mでも、それなりの競馬をしていましたし、1600mに変わる今回は変わり身を見せてくれるはず

直線急坂の中山よりも、東京の方が合っていそうだし、大型馬の叩きニ走目でもあり、ここで勝ち負けしてくれないと困りますね

不振にあえぐ3歳馬達の中で、デイヴィスに続く馬になってほしい


まさかのガチンコになってしまった、ハイランドダンスとスクエアナンバー

馬体重がいつも気がかりなハイランドダンスですが、ここまで何とかそれほど減らさずにこれているようですし、このまま競馬まで無事にいってほしい

スクエアナンバーは前走以後、末を伸ばす調教を積まれてきたようで、その効果が出てくれば面白いかもしれません

しかし、ここは相手も強いし、2400mの適性も分らないので、かなりの苦戦になることでしょうが、両馬とも掲示板を目標に頑張ってください

今日、東京TCから1通の手紙が送られてきました。
内容はレッドデイヴィスの海外遠征について、希望するか、しないか、というものでした。
同封されていた書類には、過去のレース優勝馬一覧や、日本から出走した馬の成績、毎日杯との賞金比較といった情報が記載されていました。
出資馬に海外遠征の話がでるのは初めてなので、他のクラブ馬達がどうだったのか知りませんが、出資会員の意見を直接取り入れようとするクラブの姿勢には好感が持てます。

返事はもちろん「希望しない」にしました。
3歳のこの時期に、初の海外輸送で初のAWというのはリスクが高すぎます。
GⅠでもありませんし、ドバイを狙うなら来年でも良いと思います。


レッドジョーカー
1/26
(藤沢厩舎)
乗り運動後、坂路下の輪乗り場でダク10分後、坂路の2本目に追い切る。
 美浦坂路2本目
 外 ピサノシンボル 52.1-38.6-25.9-13.3  馬なり 
 中 ジョーカー    51.7-38.2-25.6-00.0  馬なり
 内 サトノオー    51.0-37.6-25.2-13.1  馬なり
青木騎手
「今日は、坂路で1本目に15-15を少し上回るくらいで乗り、2本目に、3頭併せの2番手から、ゴール前では真ん中に入れて追い切りました。乗る前の話では、腰に甘いところがあって、最後は少しバテ気味になるかもしれないと聞いていましたが、道中の脚取りはしっかりしていましたし、時計的には速くはないのですが、最後まで抑えるのに苦労するくらいの手応えで余裕もありました。腰の甘さも、さほど感じませんでしたよ。上がりの時計は速くないですが、4F51秒台で行けば、未勝利なら十分に戦えます。気性も悪いところはなかったし、状態は良いと思います」

1/27
(藤沢厩舎)
乗り運動後、北Cコースをダクで1周乗る。
担当助手
「昨日の稽古も良かったように、一度競馬を使ってから、運動などで乗っていても素軽い感じが出て来ていますね。今日も歩様はシッカリしており、程良く気合も乗っていますがイレ込む感じではないので、使った後も順調に来ていると思います。レースは前走より距離が短くなりますが、スタートは悪くない馬なので、ある程度前々でレースは出来ると思います。中1週になりますが体の張りも良く、状態は悪くないので何とか良い結果を出して欲しいですね」
状態は良さそうだし、何とか結果を出してほしい


プレシャスジェムズ
■1/26 レース後も脚元等に異常はない。次走は現在検討中だが、2/13小倉「門司ステークス」(ダ1700・ハンデ)を視野に入れている。今後の状態を見ながら出否を決める。
ここ二走2着が続いたので、ハンデがどのくらいになるか気になる

ジョディーズライン
1/25 NFしがらき 
軽めの調整を行っています。
(NFしがらき担当者)
「調教の際に両トモに外傷を負ってしまい、今は様子を見ています。ひどい傷ではないので、しっかりとケアしながら再度乗り出すタイミングを見ていきます。スクミは今のところ出ずに落ち着いています」 
あ~あ、また入厩が延びた


アンヴァルト
1/25 NFしがらき 
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。
(NFしがらき担当者)
「引き続き順調に乗り込んでおり、不安な点は何もありません。まだ帰厩予定は立っていないので、しばらくはこのペースで乗り込みつつ、体調を見ながら速い調教を取り入れる時期を検討していきたいと思います」 
これは馬房調整なのかな


フラガラッハ
1/26 松永幹厩舎 
26日は栗東坂路で追い切りました(53秒4-38秒1-25秒1-エラー)。
(松永幹師)
「今朝は坂路である程度しっかり追い切りましたが、久々の分かまだモタモタしていてやや動きが重い感じがしました。来週再度ビシッと追い切って、どこまで素軽さが出てくるかでしょう。素質自体は重賞でも十分やれますし、久々でも動ける状態まできっちり持っていきたいと思っています」
2月6日の東京競馬(東京新聞杯・芝1600m)に柴田善騎手で出走を予定しています。 
1週前にしてはちょい不安


ハイランドダンス
1/26 菊川厩舎 
26日は美浦南Wコースで追い切りました(71秒1-56秒1-41秒5-13秒2)。
(菊川師)
「先週は半マイル重点の調教でしたが乗っていたスタッフの感触だと少し物足りないところもあったようです。その後、週末に5ハロン68秒くらいのいい時計を出して今朝再び半マイルメインの調教を行ったのですが、今回は先週と比べても良かったようですよ。見ていた私の感覚としてもいいように感じましたし、問題なく今週の競馬へ向かえるでしょう。課題に挙げている馬体重も440キロでキープできているので、今日の追い切りとこのあとの数日でどれだけ減らさないでいられるかでしょうね。精神状態はいいと思いますし、おそらく今とさほど変わらない状態で出せるのではないかと思っていますよ。距離は長いのでやってみなければわかりませんが、前走の内容から延ばしてみたいと思っていましたし、上手く対応して、いいところを見せてほしいと思っています」
30日の東京競馬(3歳未勝利・芝2400m)にクラストゥス騎手で出走を予定しています。 
馬体重が維持できているのは、頼もしい


スクエアナンバー
1/26 和田道厩舎 
26日は美浦南Pコースで追い切りました(66秒5-52秒9-39秒1-12秒1)。
(和田道師)
「初入厩のころはスクミを見せたりして体質面の弱さを見せることもありましたが、ここ最近は少しずつ体力もついてきたのか不安を見せることもありませんし、いい傾向にありますね。ただ、一気に攻めていくとガクッと来ることもあり得ますから、バランスをよく見て適度な調教負荷をかけるようにしています。先週は1週前ということで長めからビシッと追い切りました。それである程度鍛えることができたと思いますので、今週の追い切りは先週よりやや控えたものにしています。それでも5ハロン66秒半くらいで終いの伸びもまずまずのものでした。感じはいいですからあとは競馬ですね。今回は距離が延びるので極端にペースが上がることもないでしょうし、ある程度いいポジションを取れるのではないかなと考えています。スタート次第ですが、できればいい位置につけて流れに乗り、好勝負になってくれることを期待したいですね」
30日の東京競馬(3歳未勝利・芝2400m)に秋山騎手で出走を予定しています。 
今回は今までと違った競馬を見せてくれそうですね


※上記のコメントはクラブ側の許可を得て転載しています

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